Necoが世界で見たあれこれ

19歳からバックパッカーを始め、だいぶ長い年月が経ちました。旅行会社や某国の政府観光局で勤めた経験も。訪問国は約50カ国。休みを使って旅を続けています。

バングラデシュの入国手続き

一年ぶりの旅行、バングラデシュダッカに到着しました。忘れないうちに最新の入国手続きの流れをメモしておきます。

アライバルビザの取得

到着後、流れに沿って進むと「VISA on Arrival 」のブースがあります。こちらの列に並びましょう。隣の両替所の電光掲示板に、ビザ代の支払いはこちら的な英語が流れてきますが気にしなくて大丈夫です。

他のブログの方も1時間くらい並んだと書かれていますが、本当に1時間かかりました。

パスポート、機内で記載済みの入国カード(現地滞在住所はホテル名のみでOK)、印刷した航空券のバウチャー、印刷したホテルのバウチャーを提出します。

私は英語版と日本語版のバウチャーを持っていたのですが、英語版だけ持っていかれました。見せるだけかと思っていたのに回収されてしまったので、心配な方は自分用も印刷しておいた方がよいです。

料金は無料です。

イミグレーション

Foreign passportの列に30分ほど並んでいたのですが、並ばなくても通れたようです。「もう済んでるから、行ってOK!」とあっさり通されました。

並ばずに通してもらっている方を見かけたので係員の方に聞いてみることをおすすめします。

荷物はロストアンドファウンド

ターンテーブルに辿り着くまでに1時間半もかかってしまいました…すでにターンテーブルは止まっていて荷物はありません。そんな時は進行方向1番右端奥にあるロストアンドファウンドのブースに行きましょう。ここに荷物が保管してあります。

両替は中でも外でも

ターンテーブルのエリアに両替所がいくつかありました。またATMも何台かありました。

ATMは動きがやたらスローなので、カードが出てこないんじゃ…とハラハラさせられましたが無事に出金できました。

外に出たエリアにも両替所がありました。(タクシーカウンター横)

以上、2024年5月の情報でした!

 

ビーマンバングラデシュ航空の座席の予約は公式サイトで!

あのビーマンバングラデシュ航空が復活!

2023年9月2日、ビーマンバングラデシュ航空が17年ぶりに再就航しました!
というのをつい最近知ったので、今年のゴールデンウィークの行き先はバングラデシュに決めました。直行便ですし、全体的にコロナ前より航空券代が高くなっていたり、円安だったりするので。

某オンライン旅行会社のTで航空券の予約をしたのですが、T社のアプリから座席指定をすると片道1200円ほどチャージされてしまうようなのです。早めに空港に着ける自信もないし(いつもギリギリ)、できることなら事前におさえてしまいたい……でもお金払いたくない。ということで調べてみました。

ビーマンバングラデシュ航空の公式サイトなら無料で予約可能

公式サイトを試してみると無料で席を確保することができました!
ちなみに日本語サイトはありません。念のため方法を記録しておきます。

引用:ビーマンバングラデシュ航空

1)右上の「Book Flight」を開き、「Manage My Trip」をクリック、もしくは真ん中あたりの「Modify Trip」をクリック

2)予約時に連絡が来たPNR(航空会社予約番号)と苗字を入力して「Search」をクリック *苗字はアルファベットで!

引用:ビーマンバングラデシュ航空

3)「ADD OR MODIFY SEATS」をクリック

引用:ビーマンバングラデシュ航空

4)往路と復路の座席を選びます *緑が予約可能な座席です


ビーマンバングラデシュ航空はバックパッカー駆け出しだった頃、よく乗った航空会社なのでとても思い入れがあります!当時は金曜発の成田便しか飛んでいなくて、旅先で出会う関西人から航空券安くていいな~と言われました。(今現在の価格は決して安くはないです!)

機体は綺麗になったかな~とか、機内食は相変わらず美味しいかな~とか期待が膨らみます。
そのあたりの話はまた乗ったあとに書きたいと思います。

2023年3月27日からパスポートの更新申請がオンラインでできるようになったらしい!

パスポートのオンライン申請がスタート!

久々の更新になってしまいました。
1ドル150円の今、プライベートで旅行をするにはなかなかお金がかかりますね。

1年ぶりにGWに旅行に行くことに決めたのですが、パスポートの期限が迫っていることに気が付きました。仕事もあるし、2回もパスポートセンターに行くのは大変だなと思い、何か良い回避方法はないかと調べてみました。


なんと!!2023年3月27日からパスポートの更新申請がオンラインでできるようになったらしいではないですか。色々言われているマイナンバーカードというシステムですが、ほんの少しづつ便利になってきているなと感じます。(最近は病院でもマイナンバーカード使うようにしています!災害にあった時などに、データベースに通院の記録があるとやっぱりいいかなと思って……ただ、マイナンバーカードを使おうとすると驚かれる病院はまだまだありますね。苦笑)

引用:政府広報オンライン

>>政府広報オンラインによる詳しい情報はこちら


是非今回試してみたいと思います!
実際申請してみてどうだったか、また報告したいと思います。

エチオピア航空とアジスアベバでの長時間乗り継ぎ 結果編

エチオピア航空乗り継ぎ8時間 結果編

忙しくて久々の更新。アジスアベバでの長時間乗り継ぎについて、結果どうなったか記載していなかったので、書き残したいと思います。

エチオピア航空アジスアベバでの長時間乗り継ぎ 出発前編はこちら

搭乗口で配られたバウチャー

テルアビブ~アジスアベバ~ソウル~成田と見ただけでぐったりしそうな帰国便。しかも往路と違う点は、アジスアベバの乗り継ぎが8時間もあるということ。

エチオピア航空では、8時間以上の乗り継ぎの場合「ホテルバウチャー」をいただけるとのことなのですが……テルアビブのチェックインカウンターでも特にその話はなし。
本当に存在するのか不安になってきました。プライオリティパスで使えるラウンジもないので、ベンチで8時間だったらどうしようと不安が頭をよぎります。

アジスアベバに到着したら聞いてみよう……となかば諦めモードだったのですが、機内へ移動する際にゲートのカウンターで呼び止められバウチャーを渡されました!
どんどん人が流れてくるので、詳しい説明は特になし。とりあえず、ゆっくり休める良かった~と肩をなでおろしました。

なかなか飛ばない飛行機

さっさとホテルで休みたいと思っているのに、離陸時間になってもなかなか飛行機が飛び立ちません。

機内はザワザワ。アフリカ系の方たちは慣れているのか、最初は文句を言っていましたが、さっさと諦めてくつろぎ始めました。

お昼ということで、とりあえずケータリングで用意したらしきチョコレートデニッシュが配られました。
あ~ホテルで寛ぐ時間がどんどんなくなっていく……

結局2時間近く経ってやっと離陸。よく遅れるという噂のエチオピア航空とはいえ、やっぱり落ち込みます。

なんとホテルがグレードアップ

アジスアベバ到着後、出口を出ると1つのカウンターがありました。バウチャーをチェックされ、ホテルが変更になったと聞かされます。到着時刻が遅れたことで、郊外のホテルまで行く時間がなくなったようです。「今日グランドオープンのエアポートホテルに変更されました。よかったね!」とのこと。

エチオピア航空捨てたもんじゃないな!そして外のシャトル乗り場まで移動します。

ホテルではオープニングセレモニー開催

エアポートホテルなのであっという間に到着。

どうやらグランドオープンしたのは別棟のようです。昼間オープニングセレモニーをしていたようで、着飾ったお金持ちそうなアフリカ系の人がたくさんいました。明らかに自分よりお金持ちそうです。

ホテルのスタッフの方たちもとてもフレンドリー。明らかにラッキーでこのホテルに来ただけのアジア系旅行者である私。そんな私を差別することなく丁寧に案内してくれて、社員教育が行き届いているな~!と感心しました。

多種多様な文化を実感

ホテルにいたアフリカ系のお客さんたちは、洋服の方だけでなく、様々な民族衣装を着ていました。衣装を見ているだけでも刺激的でしたし、アフリカは広くて色んな文化があるのだろうと感じました。

エチオピアを旅行したことがある友達から聞いていた「エチオピア」は、とにかく人がガツガツしていて旅行しにくいということでした。
エアポートホテルに来ていた方たちはセレブだと思うので、ローカルの方たちの暮らしはまた大きく異なるのだと思います。

第一印象がその後の感情を大きく左右すると思うので、エチオピアの第一印象が良いものとなって良かったです。砂漠や火山など見どころがいっぱいなので、いつか観光をしに戻って来たいと思います。

ホンジュラスの屋外温泉「Luna Jaguar SPA」が素晴らしく良かった話

ホンジュラスの穴場温泉の話

ちょっと前の話になりますが、2019年に3週間かけて中米を縦断しました。

ルートとしては、パナマコスタリカニカラグアホンジュラスエルサルバドルグアテマラホンジュラスグアテマラといった感じです。

中米行くなら命がけ!くらいの覚悟で行ったのですが、治安の悪い首都などを回避したせいか、安全・安心・めちゃくちゃ楽しい旅になりました。

ちょうどテレビのクレイジージャーニーでホンジュラスを紹介していたので、ホンジュラスで最高だった温泉のお話をしたいと思います。

拠点は、コパン遺跡のある街「コパン・ルイナス」

治安の悪いホンジュラスですが、グアテマラの国境から近いコパンの街は治安が良いと思います。(夜歩いていても平気ですよ!)

グアテマラサイドから乗り合いバンで簡単に行けます。

国境も観光ルートとしてメジャーなためか、あっさりした感じです。
ニカラグア/ホンジュラス国境やホンジュラス/エルサルバドル国境は、物々しい雰囲気でバスに係官が麻薬犬を連れて乗り込んで来たりしたんですけどね。

宿の人一押し「Luna Jaguar SPA」

コパン遺跡を見ることしか考えていなかったのですが、宿の人が「温泉行った方がいいよ!!」と言われて1日は温泉に行くことにしました。

今思えばこんなに遠かったんですね。バンに揺られて、山道をひたすら超えて……のどかな街並みや田舎の人々の暮らしが垣間見られて、全く飽きることはありません。なんせ、殺人が多い国なんて言われている未知の国なので。

バンにはもう1組、何人かわからないカップルが乗っていました。

ちなみに、遺跡にはちらほら観光客がいましたが、基本的に観光客自体少ないし、アジア人は私以外見かけませんでした。(基本的に中米のどの国もアジア人はほぼ皆無)

大自然の中の貸し切り温泉!

到着すると係員の若い子が、水着に着替える場所を案内してくれます。鍵付きロッカーなので安心です!

その後は、広大な敷地を簡単に案内してくれます。「ここは○○で~」といった感じで、スペイン語と時々英語で説明してくれます。もちろんスペイン語は分かりません!が、とにかく見ているだけで素晴らしいので、お~!!なんて言っていると喜んでくれました。

お客さんは1~2組だったでしょうか?もはや貸し切りです!温泉の他にぬるいプールのようなものもあって地元の子供たちが遊んでいました。

上の写真の洞窟のようなものは、洞窟温泉です!中は小さな天井窓が開いていて、ライトアップもされていました。大自然だけでも十分なのに、意外と凝っているんです!

すごい湯気が立ち上がっている場所もありますが川と合流しているので、自分のちょうど良い温かさのエリアを探して浸かる感じです。

日本の温泉と比べるとややぬるめなので、だらだらずっと入っていられます。
本当にすごいところに来ちゃったなと久々に感じた場所でした。

ホンジュラスは危険エリアだけじゃない!

ホンジュラスは治安がめちゃくちゃ悪いと思っている人が多いかと思いますが、普通に暮らしている一般の方たちは本当に親切です。

都市の「テグシガルパ」や「サン・ペドロ・スーラ」には立ち寄っていないので、何とも言えないのですが、チャンスがあれば是非行ってほしい国の1つです!
コスタリカでも温泉に入りましたが、断然こっちがオススメ。人々に知られていないうちに行ってほしいです。

コパンの夜は、ちょうどお祭りで花火とダンスで盛り上がり、ローカルフードも美味しかったですよ。

死海に泊まるなら、エン・ゲディかエン・ボケックの2択のみ

死海エリアで泊まるべき街とは?

人の体が浮くという死海。行きたいけど宿泊費が高いので日帰りで…という声をいくつか聞きました。

実際、死海近辺の宿泊費は高い!!完全なリゾート価格です。

今回、比較的安価なエリア「ネヴェ・ゾハール」に宿泊して感じたことを通して、なぜ「エン・ゲディ」か「エン・ボケック」の街をオススメするのか解説したいと思います。

死海近くの安価な宿泊エリア「ネヴェ・ゾハール」

地球の歩き方の地図には「Newe Zohar」と記載があるものの、詳細は全く掲載されていない街です。大手オンライン宿泊予約サイトでは、この街の宿泊施設がいくつか掲載されています。

では、この街の何がマズいのか?

  • 交通の便が悪く移動手段が皆無
  • レストランが一軒もない
  • スーパーやコンビニなど商店が一軒もない
  • 目の前はビーチだが遊泳禁止

安い以外に何も良いことはありません。もちろん私はバスで来たので、散々な目に合いました。

●交通の便が悪く移動手段が皆無

頻繁に走っている路線バスもなければ、タクシーもありません。電動キックボードもありません。となると、移動手段は徒歩のみ。レンタカー以外での宿泊はオススメしません!

●レストランが一軒もない

隣町(エン・ボケック)のホテルのレストランが一番近いのではないでしょうか?15~20分で最寄りの大型ホテルまではたどり着けると思います。

●スーパーやコンビニなど商店が一軒もない

レストランがないのなら、宿のキッチンで作って食べればいいじゃない?と思うところですが、商店が全くないのです……こうなるとどうしようもありません。

隣町の商店まで買いに行くか(閉まるのが早いので注意!)、幹線道路を歩いて(引かれそうになるので本当に注意!!)ガソリンスタンドまで行きましょう。

●目の前はビーチだが遊泳禁止

地図上でビーチが近いとなっていたので予約したものの、実際は遊泳禁止。最寄りの大型ホテルの前が遊泳可能エリアになっているので、そこまで歩きましょう。

「ネヴェ・ゾハール」に良い点はないのか??

レンタカー以外の方が「ネヴェ・ゾハール」に泊まると悲惨なことになるとお話しましたが、では良い点はないかというと1つあります。

「エン・ゲディ」や「エン・ボケック」より宿泊費が安いというのはもちろんなのですが、エルサレムのセントラルステーションへ行く486番の始発バスが出ていて便利です。エルサレム行きのバスは混んでいるので予約が望ましいと書かれているのを何かで見ましたが、始発&旅行者がほぼいないエリアなので、確実に乗れる気がします。(保証はできません、あしからず……)
実際、始発から乗ったのは私たちだけでした。

Egged bus の公式サイトはこちら

泊まるなら「エン・ゲディ」か「エン・ボケック」で決まり!

死海での浮遊体験は本当に不思議な感覚でした!スケジュール的に余裕があるのであれば、行くことをおすすめします。

日本人の方は、基本的にエゲットバスで移動する方がほとんどだと思うので、宿泊する際はケチらず「エン・ゲディ」か「エン・ボケック」に泊まりましょう!
時間のない方は、少し高くてもやはりツアーが便利だと思います。


イスラエル・パレスチナではフレッシュジュースを飲むべし

イスラエル・パレスチナではフレッシュジュース!

エルサレムの旧市街やベツレヘムでは、フレッシュジュースを売っているお店をたくさん見かけました。価格帯では東南アジアに負けますが、お味は絶品なので是非ご賞味あれ!

とにかく甘い!にんじんジュース

飲もう飲もうと思いつつチャンスを逃し、この旅で最初にフレッシュジュースを飲んだのはベツレヘムでした。

「キャロットジュース1つくださいな」

お店のおっちゃんが手袋をはめ(意外ときっちりしてるな)、すでに皮の剥いてあったにんじんを取り出しジューサーへイン!

ゴーゴーとあっという間に数本のにんじんが吸い込まれ、フレッシュにんじんジュースの完成です!

一口ごくり。あ…甘い!!めちゃくちゃ甘い!!
ずっと見ていたけどシロップ入れてなかったよな。気づかぬうちに入れていたか?と思い、おっちゃんに聞くことにしました。

「めちゃくちゃ甘いけど、シュガーは入ってないよね??」

「もちろん!にんじんだけの甘さだよ!」

その言葉に、わー!わー!すげー!と騒ぐ相方と私をニコニコして見ておられました。

これなら日本でにんじん嫌いの子供なんていなくなるだろうな~フルーツの甘さだもんな~なんて考えていたらあっという間に飲み干してしまいました。

ちなみにお値段1杯10シュケル(約370円)でした。(2023/5月時点 1ILS≒37JPY)

日本ではお目にかからない、ザクロ100%ジュース

にんじんや果物など、さまざまなフレッシュジュースを注文することができますが、イスラエルへ来たら絶対飲んでほしいのがザクロジュースです!

近年、日本でも女性ホルモンに良いとかなんとかで、ザクロ酢ジュースなどをスーパーで見かけることが増えました。しかしながら、100%ジュースは見かけないですよね。
是非、この機会にザクロ100%ジュースを飲んでみてください!

帰国前でバタバタしていて写真取り忘れちゃったんですよね。日本のザクロより実が大振りな感じがします。

エルサレムで1杯20シュケル(約740円)でした。(2023/5月時点 1ILS≒37JPY)

※イメージ画像

イスラエルパレスチナの値段の違い

イスラエルでもパレスチナでも飲めるフレッシュジュースですが、価格がだいぶ違います。

一言で言えば、イスラエルパレスチナの2倍といったところでしょうか?ジュースだけでなく、全ての物価がそのような状態です。

イスラエルで飲むとなると、1杯が軽く700円超え……

正直、高いですが味は格別なので、是非試していただけたらと思います!